デュッセルドルフ便り

中山 満美子


ベルリンの高島屋(?)


ICE(ドイツ新幹線)に乗って4時間弱。Hanoverを過ぎ、 SpandauというBerlin郊外に着いた途端に、鼻水が流れ 出て止まらない。あれは苦しいイイイイ。帰りも、ICEにZoo 駅から乗ってしばらくしたらとまった。まさにアレルギー現象。

北ドイツに住んで以来、花粉アレルギーがなくなったと思いきや、 それはラインラント地方だけ(?)ということに、ベルリンに週末 行って気が付いたのでした。

ベルリンに行った本当の目的といえば、GermanRailPa ssの使い残しで元を取るため、ポツダムに近いBerlinのG ruenewald地域のWannseeに住むドイツ人のドクタ ーを訪ねること。そして、ベルリンにはドイツで最大の高級デパー トKaDeWeというところをこの間の旅で見逃したためであります。 初めはドイツのデパートなんてイトーヨーカドーじゃあない、と思 って期待をせずに行ったところ、日本を何度か訪れたことのあるド クターの言う通り、高島屋(?)みたいだった。三越本店とまでは いかなくとも、伊勢丹の本店くらいの価値がある。

特に食品街は、世界のあらゆるものがドイツで手に入りそうな感じ。 自慢のデパートメントなのか、食品部が最上階にあって、そこには レストランまであったりする。ファッションとグルメに縁のまった くないドイツ人にはもったいない(?)というのが第一印象。KaD eWeの食材ブランドがあって、お土産や贈答品用の物が多く、ロン ドンのハロッズブランドのように値段が高い高い。そして私は、目 的通り食品部のみを物色し、感心をしたりしていたわりには何も買 わなかったりして、、、。ただ、調理してもらったお魚をペロンと 食べてきただけなのでした。(私が、こういうグルメに関する事で 満足するってドイツでは珍しいのよ)

お世話になった、ドクターにも言われたけれど、日本人のお客様は 皆、ベルリンで一番おいしいお店に連れて行ってくれといわれるら しい。もちろん彼も、グルメにはほとんど縁のないドイツ人のうち の一人ですから、毎回何処に連れて行こうかと困るらしい。知って いることといえば専門の医学と、メンザ(大学食堂)だけ。やはり、 1回の食事にに30DM(約1800円)以上も支払う日本人のグ ルメ志向、食事重視傾向には驚いているとのこと。日本人皆がそう いう旅行者ではなくとも、日本人として外国に行ってもおいしいも のを食べに行きたくなりませんか?

ドイツは今年もライン川があふれでた騒ぎがあるほど、ついこの間 まで暖かい日が続いていました。ところが、私がベルリンに行って たときは、雪が降り、ひょうが降ったりの大嵐。ドイツはまた冬に 逆戻りしました。ああ、思えば今までが間違った気温だった。(日中 15度くらいが2週間続いていたので)冬の寒さを忘れたころに気 が付つかされたのでした。

(参考字句の解説)
「ICE」はドイツ流の新幹線。日本でいう新幹線というよりも特急列 車に近い感じ。一般車両と共用のレールを走る。専用軌道でないから 防護柵はない。
「Zoo(ツオー)」は東京駅のようなベルリンのセンター駅。駅前に 有名なベルリン動物園がある。英語で動物園をズー(Zoo)と発音す るが、大いに関係あるかも。
「German Rail Pass(ジャーマン・レイル・パス)」はドイツ国内専 用の鉄道周遊券。大きく分けて2種類。使用開始日から一定期間乗り 放題のと、あらかじめ使用日数を決めて購入し必要なときに利用する。 想像以上に安い。2人同行ならもっと安い。1日に片道200`、 300`移動するのに大変お得なキップ。思いついたら直ぐ飛び乗れ るから便利。旅行前に日本でも購入できる。
「ドイツのデパート、Kaufhaus」で三越並の大百貨店は珍しい。日本 でいうスーパーと百貨店の中間ぐらいの規模のところが多い。衣類だ け、生活雑貨店だけの大きな専門店もある。夕方早い段階(午後4時 ごろ)にクローズするのが難点。買いたい客がいても容赦なくシャッ トアウト。労働習慣が違う。


ドイツの豚さんたち


 ふふふっ、昨日午前中に早起きをして去年のクリスマス会で当たった 大当たりのデパート商品券200ユーロを使ってレンジグリルを買いま した!!!!

店員といろいろ交渉をしてパナソニック製の一番良いやつをデパートに もかかわらず値切って地元の大型電気店よりははるかに安い値段で買い ました。
そしてついでにシーメンス製のミキサーを買ってみました。これがまた 優れものでクッキングカッターにもなるのでたまねぎのみじん切りで目 が痛くなることは少なくなるかな。

こちらのキッチン用品は、ドイツの豚さんたちがいかに見掛けはきれい にそして手抜きに調理できるかを重要視して開発されているためか、日 本の電気製品のシンプルさが普及しすぎなのはかなり異常であります。 日本人の家庭専業主婦こそ、毎日温かい食事を提供しているのだから、 必要なのでは?もしかしたらちょっとした妻への投資で、自宅は清潔に なり、食事のレパートリーは増えるかもしれませんよ。

そこで参考までにドイツ豚サンになる平均的な1日の過ごし方は、次の 要領です。
朝6時半頃起床。
シャワーを浴びる。(お風呂なんてとんでもない〜風呂桶があってもシ ャワーしか使わないらしい)
7時朝食:コーヒー、パン、ジャムだけ。所得の高い家はこれにサラダ、 ヨーグルト、ジュース、ハム、チーズ、卵がつく。(それでも自分で調 理したといえるものは1つもない)
もちろん片付けは食器洗い機に突っ込むだけ。その間掃除。掃除。とに かく掃除は大好き。

10時スナックブレイク:コーヒーに何かサンドイッチ等のパン(まだ 食うか)
12時昼食:このときだけ腕を振るって?暖かい食事を作る。ソース等 は手抜き、クノール製のインスタントものを使用。ビールまたはワイン にめちゃめちゃカロリーが高いグリル料理中心。付け合せのポテトには ケチャップのほかにマヨネーズは定番。
もちろんその後は食器洗い機へポン。

13時から15時は公的な休眠時間(通常のドイツ豚ならば寝ている?) キリスト教の影響が強い南では特に日曜日大きな音を立てることは出来 ない。散歩をこの時間あたりからする人が多いかも。買い物はもちろん 車を使う。(少しは歩け!)

15時:ティータイム。散歩して豚は疲れるのかカフェに立ち寄り、大 きなケーキを注文してさらに生クリームを添えてくれと頼む。この時間 家で友人とともにお茶をしている場合には日曜日の教会の状況とまった く同じ、世間話中心。家で何かをするのは喫茶店代を浮かす一番良い方 法。

18時夕食:コーヒー、パン、チーズ、ハム等、出来上がりのものを食 卓に並べるだけだが、基本的に主人の帰宅を待つところが多い。ドイツ 豚は16時ごろ主人の会社に電話をしてどのくらいの時間に帰れるのか を探っている。私から言わせれば、どうせ、朝食と変わらない冷たい食 事なんだから、時間がたったところで変わりは無し。。暖かいものを出 すから帰りの時間の催促をするんじゃあ???
もちろん皿洗いは機械におまかせ。

ちなみに食器洗い機は水の節約とかけちな理由で週に多くて2日に1回 しか使わない。だから、お皿の数はびっくりするほどあるある。普段使 いのもののほか、お客さんが来たときのみ使用する食器も多数あり。洗 濯機も同様の理由で毎日回すことはない!食器洗い機を購入するのはい ちいち手で洗うのに要する水の量と機械でやった場合とを比べて節約の ため(怠けるため?)買うようである。とにかく家庭用のシステムキッチ ンについている皿洗い機は60*60*100と大きい。