マンモスを追って北海道に現れたヒト    古澤襄


シベリアのバイカル湖を二度にわたって訪れて以来、この地のブリヤート人が約二万年前にマンモスとともに極寒の時代を避けて東進して、一万三千年前には、シベリアのアムール川周辺に到達したとの仮説にとりつかれた。

この一万三千年前というのは地球が氷河期から温暖期に入る境目の時期になる。

太古の世界・・ヒトはマンモスやナウマンゾウを追って移動すると考えただけで心が躍る。シベリアにマンモスが登場したのは約400万年前から一万年前だという。(他に北米でも)

狩りにでたブリヤート人はこのマンモスを倒して食料にしていた。やがてマンモスも住めない極寒の時期になって、まず東進したのはマンモス。それを追ってブリヤート人も東進したのであろう。

やがてアムール川周辺に到達したマンモスとヒトは、地続きだったサハリン、北海道に現れる。日本では13点のマンモスの化石が発見されている。このうち12点が北海道。

ウイキペデイアによると残り1点は島根県日本海の海底約200メートルから引き揚げられた標本だという。

加速器分析計による放射性炭素年代測定が行われ、8点が測定可能で、得られた結果は約4万8000年前 – 2万年前までであった。これらの結果から約4万年前より古い化石と約3万年前より新しい年代を示す化石に分けられ、約3万5000年前あたりを示す化石はなかった。

北海道から氷結した海を渡って本州にマンモスとヒトが現れたと思うが、マンモスに替わってナウマンゾウが生息していた時代ではないかと推測されている。

ナウマンゾウについては長野県の「野尻湖ナウマンゾウ博物館」が有名。1962年から「野尻湖発掘」が始まって、約5万年の昔から現在に至るまでの、野尻湖周辺の自然環境を研究・展示している。

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