モスクワだより売れる高い化粧品◆ 二月は普通の月よりたつた二−三日しか少なくないのに本当にあわただ しくもう三月?と言う感じ。一月の延長のような浮ついた何の実績も残 らないまま過ぎる無駄な月の様に何時も感じるのです。 やはり昔から言われて居るように「二・八」はいろいろな面で業績の残 らない月なのかしら・・・。 ◆ それにしても今年のモスクワは馬鹿陽気、毛皮を必要とした日が二−三 日しかありませんでした。マイナス30度の日が一日だけ、あとは0度 をはさんで温度計が上下しておりました。雪も少なく、多分”雪掻き車” の出動手当ても節約できたようです。これで、おせつかいのようですが、 市の財政も少し暖かいのでは、と思つております。
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道も凍らないし、すべつて転んで足を折つた人も少なく、もしこのまま
春になれば毛皮やさんや骨折医院以外は、多少喜ばしい冬だつたのでは
ないかと思います。 ◆ 冗談はともかく景気は多少良くなりつつあります,高級フイトネスクラ ブの会費が何と一年で2800ドル。そこに5000人の会員がおり毎 日昼間でもほとんど満員。この2800ドル払える人たちは何時働いて この会費を払うお金を稼ぐのでしょう、と時々首をひねっています。
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ここにはあらゆるサービスがあります。ただし、女性の特別サービスは
残念ながらありません。しかし女性会員も多く、クラブの中にある美容
サロンは、日本の高い化粧品を使って美容サービス。 ◆ 化粧品会社は、ロシアなんかでこんな高い化粧品が売れるものなら売つ て見ろ、となんとなく人任せにしていたようですが、余り売れるので黙 つていられなって、ついには自分の所との直接契約にしたいとゴネ始め たそうです。 ◆ 何故”高級化粧品”と書かなかつたかと言いますと、値段は高いが余り 日本では有名では無いからです。困るのはこの化粧品はこんなに高いの だから「日本ではさぞ有名でしょう」と聞かれる事です。
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事実、私もモスクワで始めて知つた化粧品でした。この様な化粧品を買
う層が増えてきています。私も日本に帰国するときに自分も使つた事の
無い資生堂の7千円のクリームを頼まれます。 ◆ 3Kと言われたクワルチーラ、アパート、カー、電気製品はもう行き渡 つたのでしょう。円安で日本の経済にばかり不安の目を取られている間 に何時の間にかこちらの方が進んできた様です。
新しい日ロ関係の再構築◆ ロシアのペテルブルグは大変良い所です、冬でも周囲が川に囲まれてい ますので、モスクワより寒いのですが、帝政ロシア時代にピヨトール大 帝が、バルチック海への出口として西欧から建築家を招いて「ヨーロッ パへ向けて開かれた窓(詩人プーシキン)」を目指して作った街の面影 を残していて大好きです。 ◆ プーチン大統領は、この地の生まれ。来年は市政三百年で、今、大工事 をしております。こちらでは来年はロシアにおける「日本年」になるの で、今年の暮れか、来年始めには、日本から小泉総理が来られるという 噂があります。小泉訪ロとなれば、モスクワやペテルブルグで小泉・プ ーチンのトップ会談が行われのでしょう。 ◆ 鈴木宗男事件で日ロ関係が冷え込んでいますが、小泉訪ロによって新し い日ロ関係が再構築されれば良いが、と願っています。 ◆ 私はモスクワやペテルブルグで華道教室を開いていますが、「日本年」 の行事として池坊から家元が来ることになっています。ロシア人は花を 愛する国民です。家元の訪ロに合わせて私も一緒にモスクワ、ペテルブ ルグと回り、その後、ハバロフスク、ウラジオストーク、サハリンにも 行く事になつております。こんな文化活動が、新しい日ロ関係を構築す る地ならしになるのかもしれません。
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